スキムミルクと脱脂粉乳は、
どちらも同じものになります。
どちらも牛乳・生乳から
脂肪分と水分を取り除いた
粉末状のものになります。
ただし製品の加工過程が大きく異なり、
脱脂粉乳のほうがダマになりやすく、
スキムミルクのほうがさらさらしています。
脱脂粉乳は工業用というか、
食品加工用に作られているもので、
溶けづらくなっています。
乳製品の原材料に使われているもので、
低脂肪牛乳や乳飲料の中に
脱脂粉乳は多く使われています。
スキムミルクは一般家庭用で、
サラサラしていて正しく使えば
水やぬるま湯に溶けやすい構造をしています。
ただし、サラサラしているとは言っても
使い方を間違えてしまうと
ダマになりやすいので注意が必要です。
スキムミルクの正しい使い方は
以下のページを御覧ください。
スキムミルクは上手に溶かさないと ダマが残ってとても飲みにくいものになります。 スキムミルクは、 以下のようにして溶かしてください。 上手にスキムミルクを溶かす方法 1:水やお湯をかき混ぜながら、そこにスキムミルクを加え …
昔の給食で「まずい」と言われていたのは、
工業用として出荷されている脱脂粉乳です。
今ほど加工技術が発達していたわけでもなく、
飲みにくい脱脂粉乳が
そのまま子どもたちに届けられていました。
もともと加工用に使われているものなので、
飲みにくいですし美味しいとは
言えないものです。
現在は脱脂粉乳の加工技術も進み、
美味しい脱脂粉乳もありますが
昔のものは相当ひどかったと思います。